本記事の内容
- 会社を決める上で大事な3つの基準
- やりがいって本当に最重要?
- 就職してから後悔しないために
- 志望理由はこう考えよ
これが大事!3つの基準
就職活動する上で、志望する業界や企業を決めることは必須です。
「私は小さいときから○○で仕事するのが夢なんです!」
という方であれば何も問題はありませんが、
「正直これと言ってしっかりした夢もないし、取りあえず大学に入ったって感じだからな~」
という方も当然いると思います。
私も正直後者に近い考え方でした。
そんな気持ちの私に、ある時、社会人の先輩がアドバイスをくれました。
「もし就職で悩んでるなら、この基準を絶対に覚えとき」
そう言って教えてくれたのが
・やりたいことか
・給料は多いか
・休みは多いか
「このうちの2つを満たす会社に入れば絶対後悔はせんよ」
という事でした。
つまり人間は、この3つのどれも満たさない職はもちろん。
1つを満たす職であっても続けることが難しいという事です。
やりがいだけが重要な事ではない
冒頭でも少し話しましたが、
仮にやりがいのある仕事に就けたとします。
最初のうちは嬉しさとか新鮮さとかで楽しいかもしれません。
しかし、仕事というのは失敗やトラブルも付き物です。
どれだけ自分が夢見た職業だとしても、仕事に対して辛い気持ちになる事が必ずあります。
するとどうでしょう。
唯一のモチベーションだったやりがいを感じれなくなるのです。
あなたはそれでも、
仕事を続けようって気になりますか、、?
報酬も少ない、なのに休めず働き詰め、、。
おそらく、ならないでしょう。
そういった時に、でも頑張ろうって思えるのは結局
「まあこれだけお金貰ってるしな、取りあえず頑張ろ、、!」
「たくさん休んだら気が楽になったな、また気持ち切り替えて頑張るか~」
という「報酬」と「休暇」のどちらかがあるから、なんですね。
なので私が言いたいのは、
もちろんやりがいは大事。だけどそれだけでは続かない。という事です。
ここで、もう一つ言えることがあります。
最悪「やりがい」がなくても「報酬」と「休暇」が多ければ問題ない。
という事です。
【お金がたくさん貰えて、休みが多ければ、やりがいが無くても問題ない。】
こんなアドバイスを世間一般の就活で聞くことはないでしょう。
そりゃあそうなんです。
会社にとってそんな人ばっかり増えたら困りますもんね(笑)
だから表に出すのはやめておきましょう。
ですが、「休みが多くて給料が高い」という軸で就活するのは大いにアリだと私は思っています。
なぜなら、やりがいを重視していないので
就職してから、普段の生活を大切に出来ます。
それに休みが多く、給料が高いなら、なおさら
ワークライフバランスが良いですよね。
ただ少し罪悪感が生まれてきたので一応補足しておきますが、
やりたい事がある人は、その業界、その企業を目指すのがベストだと思います。
その方が志望動機や自己PRも書きやすいでしょうし、就活にも熱が入るでしょう。
しかしそうでない人は、無理やり興味に仕事を結び付ける必要はなくて
「お金」「休み」で会社を探してみるのもありですよ。というアドバイスです。
行きたい会社が無い!と焦っている方。
少しは楽になりましたかね。
志望動機は企業に合わせて作れば良い
少なくとも私はありませんでした。
まだ仕事もしていないのに、働いてからはこういうキャリアを積みたいとかなんて1ミリも考えたことはありません。
それが急に就活で、「将来のビジョンは?キャリアプランはどうお考えで?ビジネスモデルについては?」
正直ウンザリしますよね。
だから私はこう考えて志望動機を作りました。
この会社に選ばれるためにはどうすればいいか。
つまり、人で例えると
この子に好きになってもらうためにはどうアプローチしようか。
という事です。
私の会社の同期が、
「就活は恋愛でした!」
と、内定式の時に胸を張って宣言していた事を思い出します。
でもほんとその通りだと思いました。
就活は恋愛である
A君「好きです!付き合ってください!」
Bちゃん「そもそもなんで他の子じゃなくて私なの!?どんなところが好きになったの!?」
A君「取りあえずめっちゃ好きなんです!!!」
これではうまくいかなさそうですよね。
就活もざっくり言うと同じなんです。
就活生「御社を志望します!」
企業「なぜ他社じゃなく弊社なんですか?弊社のどのようなところに興味を持ちましたか?」
就活生「入りたいからです!やる気だけは誰にも負けません!」
まあこれは流石に大袈裟ですが、大事なことは同じです。
世界中(あらゆる企業)の中でその子(志望する会社)じゃなきゃいけない理由を、言ってあげる必要があります。
しかし、企業の場合はもっと嫉妬深い子を想像しましょう。
A君「ショートカットが凄く似合ってて、素敵だと思ったんだ!」
Bちゃん「そんなのCちゃんも似合ってるじゃない!しかもなんでショートカットが好きなの!?」
という感じです。
就活生「高いシェアを誇り、○○業界で品質の高い製品を生み出している御社に興味を持ちました。」
企業「それは同業他社メーカーでも同じですが、、、なぜ弊社じゃないとダメなんですか?それになぜ高いシェアを持っている会社に入りたいと思ったのですか?」
まさにこんな感じです。
イメージは湧きましたかね。
この、「なぜこの会社なのか」という事については、深く深く掘り下げておく必要があります。
例えば
何でこの業界?
⇒~~という体験から興味を持ったから
その中でなぜこの会社?
⇒この業界の中で○○という取り組みは御社だけ。
なぜその取り組みに興味を持ったの?
⇒大学のゼミで~、研究で~、過去のこういう体験から~
なぜそのゼミ、研究を選んだの?
⇒もともと大学に入った目的が○○でして~
大学でこの業界と関係のある体験とかした?
⇒2年生の時に講義の中で~
のように最低5回は掘り下げると、かなり筋の通った志望動機になると思います。
これが有名な5WHYってやつですね。
途中の質問もどんどん分岐させていくと、更に効果がありますよ。
急に先ほどのような質問が来たら困りますよね。
この5WHYは、想定質問をしている状態になります。
つまり、先に答える内容を考えておけば良いのです。
その際にほんの少しくらいは脚色があってもいいと思ってます。
ただし面接官もプロですから、自分で話してて矛盾が生じないようにしましょう。
もちろん一番いいのは、過去の繋がりそうな体験などを持ってくることです。
流石に大きな嘘はバレると困るのでやめておきましょう。
まとめ
以上が就活における会社の選び方と志望動機の作り方です。
かなりざっくり説明したので、詳細はまた別記事を書きたいと思います。
大事な事
- 「やりがい」「給料」「休暇」のうち2つ満たそう!
- 就活は恋愛!君じゃなきゃダメを伝えよう!
- 志望動機は5WHYで掘り下げよう!